北海道手稲養護学校三角山分校
〒063-0005 札幌市西区山の手5条8丁目1番38号 電話番号:011-633-3020 FAX番号:011-633-3023
メール:sankakuyama-z0▲hokkaido-c.ed.jp ←▲印を@に変えてご送信ください。
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6月27日、小学部・中学部・高等部の全校児童生徒が参加するレクリエーション「鳴き声ボーリング」を開催しました。このイベントは、学部の垣根を越えて交流を深めることを目的に児童生徒会執行部の生徒によって企画されたもので、今年も多くの笑顔と笑い声に包まれました。
全校児童生徒を2チームに分け、ボーリングと動物の鳴き声クイズを組み合わせたユニークなゲームで勝負。ボーリングのピンに見立てたのはペットボトル。シルバーピンとゴールドピンの2種類があり、倒れたピンに貼られた番号に応じて、鳴き声クイズが出題されるしくみです。
スロープを使って、ボールを転がします。
クイズの問題と得点は、最初に倒れたピンで決まります。
会場には、虫や犬、フクロウなど、さまざまな動物の鳴き声が流れ、児童生徒たちはチームで相談しながら「これは〇〇の鳴き声だ!」と元気いっぱいに答えていました。クイズに正解すると、倒したピンの色に応じた得点がチームに加算されるため、ボーリングの技術だけでなく、耳とチームワークも勝負のカギとなりました。
何の鳴き声?チームで相談中。
仲間と協力しながらゲームに取り組む姿、他学部の児童生徒同士で声をかけ合う姿に、あたたかな一体感を感じる時間となりました。子どもたち一人ひとりが活躍できる、楽しいひとときを過ごすことができました。(櫻庭)
山の手支援学校高等部との交流学習レポート
6月20日、市立札幌山の手支援学校高等部と三角山分校高等部との交流学習を行いました。山の手支援学校と三角山分校とは、北海道医療センターに併設されている一つの校舎を、市立学校と道立学校とで共有しながら、それぞれの学びを深めている全国でも珍しい教育体制のもとにあります。エレベーターホールや廊下などで顔を合わせることはありますが、今回のようにじっくりと関わる機会は貴重です。
当日は、学年や学校の垣根を越えて、グループ活動を通じて交流を深めました。主な活動内容は以下の通りです。
1.自己紹介
初めに、お互いのことを知るために自己紹介を行いました。緊張しながらも、自分の名前や好きなことをしっかり伝える姿が見られました。相手の話をしっかり聞く姿勢も素晴らしかったです。
2.自己紹介すごろく
すごろく形式で自己紹介を行う活動では、「一番遠くに行った場所は?」「好きな食べ物は?」などのマス目のお題に沿って答えながら、ゲーム感覚で会話が弾みました。自然と笑顔や笑い声があふれ、緊張も徐々にほぐれていきました。
3.学校クイズ
それぞれの学校についてのクイズを出し合う活動では、「教室の数は、両校合わせていくつ?」「両校の校長先生の年齢の合計は?」など、学校への関心を高める良い機会となりました。互いの学校について知ることができ、新たな興味につながったようです。
後半は、学校にまつわるクイズ大会
今回の交流を通じて、「同じ校舎で学ぶ仲間」としてのつながりがより深まったように感じられました。普段の学校生活ではなかなか話す機会のない相手とも関わり合うことで、緊張しながらも新たな気づきや成長の機会となったようです。(櫻庭)
~出発時間を確認しています!~
餃子を作る学習に向けて、職業・家庭と数学の授業がタッグを組みました!今回は、餃子の研究をするためチルドの餃子を買いに、近くのスーパーへ買い物に出かけました。
職業・家庭では、材料や栄養バランスなどについて学びました。「材料は何かな?」「餃子だけだと栄養バランスは大丈夫かな?」と教師と相談しながら学びました。おいしそうな餃子を思い浮かべながら、わくわくした表情。そして、数学の時間には、実際に買い物をするための学習を行いました。
~お店の前で購入する物を確認しました!~
そして、いよいよ当日。出発時間になると時計を見て、「先生!時間です。9時になりました!」と教えてくれました。お店の中では、お目当ての餃子が見つかるまで店内をぐるぐる。棚から餃子を見つけると、得意げな表情。レジでは、事前に準備したお金をトレーに入れ、支払うことができました。
~自分で購入して焼いた餃子は、100点の味です!!~
三角山分校では、外国語教育のさらなる充実を目指し、インターネット回線を通じて海外在住の講師とリアルタイムで交流する授業を導入しております。生徒たちは、英語で伝える体験やネイティブの先生との交流を通じて、国際的な視野やコミュニケーション力を養っています。
この取り組みは、ブルームインターナショナル株式会社のご協力のもと、フィリピン在住の講師のオンライン交流授業として実施されています。授業は年に数回行われ、生徒たちは英会話体験やテーマに沿ったディスカッションに取り組みます。
はじめは緊張していた生徒たちも、回を重ねるごとにだんだんと明瞭に発言できるようになり、自信をつけていく様子が見られます。英会話体験のみならず、学校の教室にいながらにして海外の文化や考え方にも触れられるこの授業は、生徒たちにとって貴重な学びの場となっています。(櫻庭)
海外の講師とのオンライン授業の様子
5月上旬、今年度も全学部合同で新入生歓迎会を行いました。新しく入った生徒たち、そして着任された先生方を、あたたかく迎える時間となりました。
生徒会長からの歓迎の言葉のあとには、「好きな物あてクイズ」や「何の音クイズ」で大盛り上がり!
答えはどっち? レッド or ブルー
クイズの中では、対象になった新入生や先生へのインタビューもあり、好きな食べ物や趣味、ちょっとしたエピソードに会場が和やかな雰囲気に包まれました。
好きな物をインタビュー
チームで答えを考えます
笑顔と拍手にあふれた歓迎会。これから始まる学校生活が、楽しく、安心できるものになりますように(櫻庭)
4月22日と23日、高等部の生徒を対象に進路ガイダンスと進路講話が開催されました。卒業後の様々な進路についての話や、障害を持ちながらも高い目標を達成した卒業生の体験談を通じて、生徒たちは自らの未来について深く考える機会となりました。
進路ガイダンス(4月22日)
4月22日は、総合支援部の先生から進路に対する考え方についてのガイダンスが行われました。生徒たちは、自分に合った進路を選ぶための具体的なアドバイスを受け、どのような視点で進路を考えるべきかについて学びました。
進路の考え方についてレクチャーを受けました
進路講話(4月23日)
続いて、4月23日には、市立札幌山の手支援学校の卒業生である釜野郁子さんを講師に迎え、ハンディを持ちながら大学受験を経験した体験談や大学生活についてお話をしてくださいました。釜野さんの話を通じて、どんな困難があっても、自分の夢に向かって進むことができるという力強いメッセージを受け取りました。
リアルな経験談に、生徒たちも引き込まれます
大学進学を検討している3年生との懇談も行われました
まとめ
今回の進路ガイダンスと進路講話は、生徒たちにとって貴重な経験となり、自らの将来に対する意識を高めるきっかけとなったように思います。今後の進路決定に向けて自らの選択肢を広げ、より前向きに考えて欲しいと思います。(櫻庭)
4月22日(火)、全学部合同で図書オリエンテーションが開催されました。
読書のメリットと図書を借りる方法
読書活動は、知識を広げたり、リラックスしたりする方法として、多くの人に利用されています。
初めて図書室を利用する新入生にとっては、どのように本を借りるのか、返却するのかなどの基本的な手順がわからないこともあります。
今回の図書オリエンテーションでは、担当の先生から読書活動のメリットなどのお話があり、そのあと図書室で本の貸し出し手続きの方法について説明がありました。
最後は、6千冊以上もの蔵書から実際に好きな図書を見ながら選び、カウンターで貸し出し手続きをしてみました。
図書室の前のホールで説明を聞きます
選書の眼差しが真剣です
読書は、新しい発見を提供してくれるだけでなく、語彙や表現力を豊かにし、日常会話にも良い影響を与えます。また、集中力や思考力を鍛えることができ、学習や仕事にも役立つ能力が身につきます。
図書室で本を借りることは、思ったよりも簡単です。オリエンテーションを通じて、貸し出し手続きの手順をしっかりと覚え、自分のペースで本を楽しんでください。(櫻庭)
〜新しい一歩を踏み出した生徒たち~
入学式から早2日。4月11日に新入生を迎えて「高等部オリエンテーション」が行われました。
まだ少し緊張した面持ちで登校してきた生徒たちも、次第に表情がやわらぎ、和やかな雰囲気に包まれました。
学校生活の過ごし方
2025年4月9日、三角山分校の入学式が温かい雰囲気の中で行われました。
今年は3名の生徒が高等部に入学しました。新たな一歩を踏み出した彼らにとって、今日の入学式は人生の中で重要な意味を持つ瞬間となりました。
式典では、校長先生から歓迎の言葉があり、新たなスタートを切る生徒たちに温かい励ましの言葉が贈られました。
また、新入生一人ひとりからの自己紹介では、これからの学びや生活に期待を膨らませている様子が伺え、未来に向けた希望を感じさせる一日となりました。(櫻庭)
3月15日(土)に令和6年度の卒業証書授与式が行われました。中学部1名、高等部3名の計4名が、それぞれの学部の学びを終え、三角山分校を巣立っていきました。
今まで、学校で色々なことにチャレンジしてきたことに自信を持って、4月からは、それぞれの新しいステージで輝いて欲しいと思います。(文責 田中)
ずこうの学習では、「ゴムで動くおもちゃづくり」をしました。この題材では、牛乳パック、画用紙、輪ゴム、はさみなどを使いました。活動前には、背中や肩、指のマッサージをしています。また、はさみを使うときは、教師と一緒にゆっくり安全に気をつけながら活動しています。教師と一緒にはさみを握ると、指先にぎゅっと力が入る様子も繰り返し見られるようになってきました。ゴムの力を手に感じながら、おもちゃづくりを楽しみました。 (文責 中條)
9月13日(金)本分校体育館で、沖縄美ら海水族館との遠隔授業を実施しました。児童生徒は、スクリーンに水槽を泳いでいる巨大なジンベエザメが映し出されると、その臨場感あふれる映像に目を輝やかせていました。また、遠隔授業の中でクイズなども組み込まれており、クイズに答えることで沖縄近郊に生息する海洋生物の生態について考え、理解を深めることができました。沖縄美ら海水族館との中継が終わり、遠隔授業を受けた生徒に感想を聞くと、「初めてジンベエザメを見たけど、とても大きかった」、「理科で勉強していたのでクイズに正解できてうれしかった」、「見ててとても楽しかった」などの声が聞かれ、海の生物を身近に感じることができ、興味関心が高まり、有意義な時間を過ごせたようです。
ご協力してくださった沖縄美ら海水族館の皆さまありがとうございました。 (文責 鶴田)
7月29日から31日まで就労継続・移行支援事業所のご協力をいただき、高等部3名の生徒が遠隔による就労体験学習を行いました。今回の実習はこれまでと違い、書籍などの文章を読み上げるために必要な、日本語のアクセントチェックの理解を行いました。AIなどで文章を読み上げると言葉のアクセントが違うことがあるため、事前に出力された音声のアクセントを確認し、性格に伝わるよう整えていきます。
生徒たちは担当者の説明を聞きながら、普段、使用している言葉でアクセントを意識していないことを再認識したようです。(文責:柳澤)
7月19日(金)は、学部集会を行いました。学部集会では、文章を読むことや活動の写真を提示して1学期頑張ったことを発表しました。その後、みんなで身体の力を緩めて、リラックスしました。最後は、くす玉を引っ張り2学期に向けてがんばることを確認しました。(文責 林)
7月19日に札幌弁護士会より弁護士さんに来ていただき、出前授業を行いました。テーマは「契約の基本と消費者トラブル」で、実際にあった事例を交えながら授業が進みました。成人年齢が18歳に引き下げられ、在学中に成人を迎える生徒も在籍しています。また、日常的にスマートフォンやタブレットも使用するため、生徒たちにとって契約やネットでのトラブルなど注意することを学ぶ時間となりました。(文責:柳澤)
エプソンの「ゆめ水族園」から素敵な動画を借りて、多目的室で「三角山水族館」を実施しました。生徒は、スクリーンをはみ出して現れる様々な生物に目を丸くして、「シロクマだ!チンアナゴだ!」と笑顔で近くの先生に教えていました。
暑い日々が続きますが、少し涼しい気分を味わうことができました。(文責 林)
「せいかつ」の学習では、夏を感じる活動として、カップでスイカ作り、「金魚すくい」ならぬ「魚つかみ」等に取り組みました。カップの両面テープのはくり紙を一緒にはがし、上からセロハンを張りました。パリパリの感触を確かめながらスイカを完成させることができました。また、魚つかみでは、パリパリと音の鳴る魚のぬいぐるみに繰り返し触れ、しっぽをつかんで握ることができた時には、いい笑顔が見られました。いったん違う学習をはさみ、もう少し暑くなった頃に、このスイカを使ったスイカ割りや、魚つかみ、和太鼓、かき氷づくり等、夏を感じる活動に再び取り組む予定です。(文責 鎌田)
この日は縄文時代に使われていた道具について、石器の模型や布製の火焔(かえん)型土器を使って学びました。様々な模型を手にとって観察し、用途について教師に質問しながら確認していました。
さらに、 続けて弥生時代に使われていた道具の模型を見ていたところ、勾玉(まがたま)を見て「ぼくのリュックに同じのが付いてるよ!先生、リュックを見て!」と教えてくれて、一緒に確認したところ確かにすてきな勾玉のキーホルダーが下がっていました。お兄ちゃんからの旅行のおみやげだそうです。こんな思いがけない形でのご家族の協力もあり、縄文時代、弥生時代について理解が深まった授業となりました。(文責 武藤)
『おんがく』では、耳元や顔の近くで音を鳴らしたり映像を見られるようにしたりすることで、じっと耳を澄まして聴く様子が見られます。知っている曲や好きな曲に出会えると、ほほえんだり、声を出したり、身体を揺らしたりして教えてくれます。また、季節の歌に合わせて、音の鳴るおもちゃや楽器に触れたり手遊びをしたりする活動も行っています。これからも、音楽経験を通して感じたことを一緒に味わっていきたいと思います。(文責 中條)
1組では、毎週火曜日の朝にディベートを行っています。
事前に題を設定し、賛成や反対、ジャッジにわかれて話し
合いを行っています。短い時間ではありますが、各自が事前
に題に沿った賛否の意見を考え、発表しています。(文責 柳澤)