学校長挨拶

北海道手稲養護学校三角山分校のホームページにお越しいただき、ありがとうございます。  本分校は、隣接する「北海道医療センター」に入院している神経筋疾患や重症心身障がいなど

のある病弱児童生徒を対象とした特別支援学校です。

昭和32年に八雲町で創立し、令和2年に現在の北海道医療センター病院内への機能移転に伴い、校舎を新たに北海道手稲養護学校三角山分校として開校しました。 道立である本分校と札幌市立である札幌山の手支援学校が同一校舎で学ぶという全国的にも珍しい形態をとっております。互いの教育実績を生かし合い、医療機関や地域の皆様とも連携を深めながら、教育活動の更なる充実を図っております。

さて、令和8年度は、この地に移転してからの5年間を総括する大切な節目となります。そこで「三角山分校が目指す教育を明確にし、ブラッシュアップする1年」を重点目標に掲げ、新たな一歩を踏み出します。

本分校の教育目標は、「自らの可能性を生かし、心豊かに生きる人を育てる」です。この達成を目指し、今年度は経営の重点として「ブラッシュアップ」をテーマに、人権を最優先した教育の実践やデジタル学習基盤の整備など、7つの視点を掲げて、取り組んでまいります。また、指導の重点として「自分らしさを磨く」をテーマに、各教科等で「個別最適な学び」と「協働的な学び」を一体的に進める授業デザインの構築に取り組むなど、6つの視点を掲げています。

さらに本分校の大きな特徴でもある複数の医療機関へ入院する児童生徒への訪問教育についても、これまでの成果と課題を整理し、指導内容や体制づくりの質的向上を図ってまいります。
時代は変化し、社会から求められる力も変わっていきます。しかし、疾患や障がいの有無にかかわらず、自己の可能性を認識し、周囲と力を合わせながら自らの人生を創り拓いていく力、そして学び続ける力の大切さは変わりません。

こうした力の育成を、一人一人の学び方に合わせた学習活動を基本に、ICTを活用した遠隔学習や、地域・他校とのつながりを通じた社会参加のあり方を具体的にイメージしながら展開してまいります。教職員もまた、児童生徒とともに「教師として学び続け、自らを磨く」姿勢を大切にし、一丸となって教育活動に邁進する所存です。

すべての子供たちのより幸せな人生を創造できることを願い、皆様の期待に応えられる学校づくりに努めてまいります。今後とも、本分校の教育へのご理解とご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

本ホームページでは、児童生徒が活躍する姿や日々の教育活動を随時掲載してまいります。ぜひご覧いただき、あたたかなご意見をお寄せいただければ幸いです。

 

手稲養護学校三角山分校 校長 鴻江 康人